猫って、なあに?

猫と言うのは、小さな肉食性の哺乳動物のことで、人は猫に人生の茶飲み友達としての価値や、ネズミやイタチといった厄介者から大事な財産を守ってくれる、頼もしいパートナーとしての価値を見出してきました。猫は狩人として優秀なだけでなく、大変賢く、簡単なしつけも出来るのです。そのため、人と猫との付き合いは、ゆうに9500年以上続いていると考えられています。

なお、猫を成分解析してみますと、猫の44%はスライム、猫の39%は祝福、猫の15%は希望、猫の1%は魂の炎、猫の1%は夢で出来ていることがわかります。もちろんこれは遊びですが、でも、なんとなく納得してしまいますよね。


患者の死を看取る猫、オスカー

その不思議な猫の名前は、オスカー。オスカー君は、アメリカ、ロードアイランド州プロビデンスの養護・リハビリセンターで飼われている、2歳の雄猫です。一見すると目のくりくりした、普通のかわいいですが、オスカー君には、入院している末期患者さんのお別れの時間… つまり患者さんが亡くなられる時間を正確に予知できると言う、すごいチカラがあるのです。その不思議な力による的中は、もう、既に25例…!

オスカー君がこのホスピス病棟にやってきたのは、まだ子猫の時。この養護・リハビリセンターがオスカー君の里親となって、オスカー君は3階の、アルツハイマー病やパーキンソン病などの患者を受け持つ、認知症部門で育てられることになったのです。

ところがオスカー君がやって来て半年ほど経った頃、病棟に勤めるドーザ助教授が、オスカー君の不思議な行動に気付いたのです。それはなんと、オスカー君による「回診」。そう、オスカー君は医師や看護士のように、患者を「回診」して回っていたのです。オスカー君は次々と病室に入っては、患者さんををのぞき込んで、お鼻をひくひく…。そして次の患者さんのところへ行って、また同じように、お鼻をひくひく… させるのです。…と、とってもかわいい猫のお医者さんを演じているのですが、…もしオスカー君が他の患者のところへ行かず、その患者の横に丸まって眠ったら…? その患者に残された時間は、もうあまりない、ということ。看護師さんたちはすぐ、その患者の家族を呼び寄せ、牧師を手配するそうです。

「たくさんの患者さんご家族が、オスカー君のおかげで安らぎを得ています。みんな「死を予知できる猫、オスカー君」が愛する者に付き添ってくれることを、大変ありがたく思っているのです。」

と、ドーザ助教授。なぜオスカー君には、患者の死がわかるのか、その理由はわかっていませんが、オスカー君は患者に、最期を家族と過ごせるよう取り計らってくれる、ありがたいホスピス・キャットなのです。しかしなぜ、猫のオスカー君には教授もびっくりするほど正確に、予知できるのでしょうか?

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